奄美大島ホエールスイム2019 後半戦レポート ~2020年開催も決定~

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こんにちは、上出です。

 

2019年のホエールスイムツアーが、

全て無事終了しました。

 

苦労する場面もありましたが、結果的には、

ご参加いただいた方全員がクジラと泳ぐことができました。

 

 

辛抱強く、そして前向きにチャンスを待ち、

優しくクジラを見守ってくれたゲストの方々。

 

ザトウクジラの事を一から教えてくれた、

クジラ愛溢れるアクアダイブコホロの方々。

 

美味しい食事とお酒でもてなしてくれた、

瀬戸内の民宿よーりよーりさん。

 

現地でツアーのサポートをしてくれた、

沖縄本島のダイブジャーニーさん。

 

皆さんのおかげで、

ツアーを成功裏に終えることができました。

 

そして僕自身、奄美大島の事が、

クジラの事がさらに好きになりました。

 

本当にありがとうございました。

 

(D850 + Fisheye NIKKOR 8-15mm    f11 1/400秒 ISO5000)

 

 

さて、ツアーの様子は後程振り返るとして、

まずは、来年の告知をさせてください。

 

2020年も今年と同じ要領で、

奄美大島ホエールスイムツアーを開催します。

 

奄美空港集合・空港解散で、

3泊4日、ホエールスイム3日間です。

 

来年もこうして

奄美大島でツアーが開催できることを、

本当にうれしく思います。

 

【2020年 ツアー開催日程】

①1/31(金)~2/3(月)

②2/3(月)~2/6(木)

③2/14(金)~2/17(月)

④2/17(月)~2/20(木)

 

料金等の詳細を決定でき次第またご案内しますが、

仮予約という形で受付を開始しますね。

 

今年ご参加いただいた方がすでに

来年の予約も入れてくださっているので、

全ての日程で残席がわずかです。

 

ご連絡いただくタイミングによっては

キャンセル待ちになってしまうかもしれません。

申し訳ございませんが、ご容赦くださいませ。

 

①と②、③と④は続けてご参加いただくことも可能です。

 

仮予約のお申し込みは、以下のフォームからお願いいたします。

 

仮予約の段階ではキャンセル料等かかりませんので、

ご興味のある方は気軽にご連絡ください。

 

お電話番号
 

チェックを入れてから送信してください

 

 

 

それでは、先日のツアーを簡単に振り返りましょう。

 

今年は計3回ツアーを開催させていただきましたが、

前半の2回分についてはこちらの記事でレポートしています。

 

奄美大島ホエールスイム前半戦レポート ~クジラ撮影にオススメのレンズは?~

 

なので今日振り返るのは、

3月初旬に開催した、第三弾のツアーです。

 

(D850 + Fisheye NIKKOR 8-15mm    f11 1/500秒 ISO5600)

 

 

ツアー初日、朝8時15分、

集合場所の港に着きました。

 

「早く船に乗って。すぐ出るよ。」

 

集合時間は8時半のはずなのに、

なぜだか船長に急かされます。

 

 

「クジラそこにいるって。早く早く。」

 

なるほど、そういう事ですか。

 

船長の友人が、

たまたまクジラを見つけて

連絡をくれたそうです。

 

これは嬉しすぎる緊急事態でした。

 

 

ホエールスイムというのは、

普段はクジラを捜索するところから始まります。

 

出港して30分程で見つかることもあれば、

5時間探して全く見つからないこともあるので、

この「クジラ探し」が最も読めないというか、

ホエールスイムの第一関門であり重要なステップです。

 

この日でちょうど、

僕が奄美大島に来て一ヶ月だったのですが、

出港前からクジラ発見という状況は初めてでした。

 

しかも、港から5分ほどの、

大島海峡の中にいると言います。

 

波のない穏やかな海峡の中で、

ツアー初日の朝からクジラと出会えるなんて…

 

幸先が良すぎて、ちょっと怖くなりました。

 

 

現場に急行すると、

そこにいたのは親子のクジラ、

今年生まれた赤ちゃんとお母さんです。

 

しばらく船の上から観察して、

親子の動きがゆっくりになってから、

静かにエントリーしてみました。

 

水深20mくらいのところで、

赤ちゃんクジラが止まっています。

 

みんなで静かに水面から眺めていると、

赤ちゃんが水面の方を向き、

ゆっくりゆっくり上がってきました。

 

(D850 + Fisheye NIKKOR 8-15mm    f11 1/400秒 ISO5000)

 

その浮上速度があまりに遅くて、

上を向いて止まっているのかと思いましたが、

顔のサイズがちょっとずつ大きくなっていたので、

 

「あ、少しずつ近づいているんだ」

 

と、やけに冷静に、興奮していました。

 

そこにいた全員が

「自分と目が合っている」

と感じたそうです。

 

いつまでも忘れられない、

幸せな時間になりました。

 

(D850 + Fisheye NIKKOR 8-15mm    f11 1/500秒 ISO3200)

 

赤ちゃんクジラは気に入った人の近くに浮上すると、

まるで水面に浮いている人間達にちょっかいを出すように、

しばらくみんなの周りを泳いでからまた潜っていきました。

 

そしてまた水中で止まり、

5分ほど経つと上を向き、

スローモーションで浮上してきます。

 

僕たちには見えなかったけれど、

きっと赤ちゃんの下にはお母さんがいたんでしょうね。

 

何度か赤ちゃんが浮上と潜降を繰り返した後、

お母さんも一緒に浮上してきました。

 

(D850 + Fisheye NIKKOR 8-15mm    f11 1/500秒 ISO3600)

 

船に上がると、

皆が興奮気味に感想を言い合っています。

 

でも僕は、

そんな光景を目にした後にしては、

あまりに静かすぎたようです。

 

「俊作さん、なんでそんなにテンション低いんですか?」

 

と言われてしましました。

 

 

でも、もちろん僕だって、

嬉しくなかったわけじゃありません。

 

むしろ、誰よりも喜んでいた自信さえあります。

 

 

奄美大島に来て一ヶ月間、色んな事がありました。

 

クジラや人との素敵な出会いに恵まれながらも、

その出会いを生かしきれないこともありました。

 

 

この日、やんちゃな赤ちゃんクジラと

キモのすわったお母さんクジラと出会い、

 

船に上がって、ゲストのみんなと、

船長とスタッフさんの笑顔を見て、

色々な思いがこみ上げてきたんです。

 

この状況がラッキーなのは間違いないし、

自分が一ヶ月でどれだけ成長できたのかはわからないけど、

方向性としては間違ってなかったのかなと思いました。

 

めちゃくちゃ嬉しくて、

なんだか報われた気がして、

声を出したら泣いちゃいそうだっただけです。

 

(D850 + Fisheye NIKKOR 8-15mm    f13 1/500秒 ISO1600)

 

 

いつもの事ですが、

少し長くなってしまったので、

ここからはサクッといきます。

 

 

2日目も、親子クジラと出会うことができました。

 

風が強く、海況が悪い中での出港だったので、

クジラを見つけられただけでもついていたと思います。

 

何度かスイムもチャレンジして、

水中で親子が泳ぐ姿も観察できましたが、

サーっと泳いで行ってしまったので、

水中では見られなかった方もいました。

 

この日は船上からのウォッチングの方が、

ゆっくりみんなで楽しめましたね。

 

親子が同時に浮上してくる姿が印象的でした。

 

(岸かおりさん撮影)

 

 

最終日は雨風共に強くなる予報だったので、

出港をあきらめ、島内観光をしてきました。

 

開運酒造の見学ツアー、

想像以上に楽しかったです。

 

一ヶ月間浴びるように飲んできた黒糖焼酎。

 

「れんと」が製造・出荷される工程を見ていると、

これまたいろんな思いがこみ上げてきました。笑

 

 

 

もちろん、

毎日ゆっくりクジラと泳げれば、

それに越したことはありません。

 

でも、自然相手ですし、

中々思い通りにはいかないものです。

 

 

クジラと出会える日があれば、

出会えない日もある。

 

一緒に泳げるクジラがいれば、

人を避けて泳ぐクジラもいる。

 

 

良い日も悪い日もないし、

良いクジラも悪いクジラもありません。

 

僕たちは、その状況の中で、

やれることをやって楽しむだけです。

 

 

あえて遭遇率やスイム率は出しません。

 

どんな状況の中でも楽しめる方と、来年も一緒に、

クジラと出会う感動を共有したいと思っています。

 

2020年奄美大島ホエールスイムツアー

に関するお問い合わせ・仮予約のお申し込みは

以下のフォームからどうぞ。

 

今日もここまで読んでくださりありがとうございました!

 

(更新:2019.3.19)

 

【2020年 ツアー開催日程】

①1/31(金)~2/3(月)

②2/3(月)~2/6(木)

③2/14(金)~2/17(月)

④2/17(月)~2/20(木)

 

お電話番号
 

チェックを入れてから送信してください

 

 

 

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    • ヤマカワミサオ❤️
    • 2019年 3月19日

    どんな状況でも楽しめること、そうあること、まわりもそうなこと幸せなこと。^_^とても共感できる記事でした^_^

      • 上出 俊作
      • 2019年 3月25日

      コメントありがとうございます!
      ごめんなさい、今気づきました…

      ヤマカワさんはホエールスイムに何度もチャレンジしていますし、水中でクジラと出会うことがどれだけ難しくて奇跡的な事か僕よりも知ってらっしゃるかもしれません。
      来年も一緒に奄美の自然を楽しみましょう!

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陽だまりスタジオ 代表 上出俊作 (水中写真家)

沖縄本島を拠点に活動している水中写真家です。

これまで、写真集の出版や写真展の開催などを通して、海の魅力を伝えるべく水中写真家として活動してきました。

撮影スタイルという程でもないですが「日常を切り取る」という事が僕にとっての大事なテーマです。

珍しい生き物を追いかけ回したりせず、水中の生き物たちとかくれんぼやにらめっこをして遊びながら、のんびりと撮影しています。

「水中写真を通して共に成長し合える仲間と出会い、一緒に豊かな人生を歩んで行きたい。」

そんな思いから生まれたのが、このブログです。

自分と真剣に向き合う事の大切さを教えてくれた水中写真に、日々感謝しています。
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資格・所属

PADI Instructor (OWSI #827547)
PADI Digital Underwater Photographer Instructor
PADI Enriched Air Specialty Instructor
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