Nikonの30m防水デジカメ「COOLPIX AW130」で水中写真を撮ってみた(マクロ編)

この記事は5分で読めます


 

こんにちは、上出です。

 

今日は、

 

Nikonの30m防水カメラ「COOLPIX AW130」

 

の水中での使用感を紹介します。

 

 

 

結構話題になっているカメラですので、

ネット上にも色んな情報が出ていると思います。

 

なので、

カメラの基本情報はここでは割愛しますね。

(参考までに:AW130 Nikon公式ページ)

 

 

 

これまで、

 

「ダイビング用の最初の一台にはどのカメラがお勧めですか?」

 

というご質問には、

 

「オリンパスTG-4が良いと思います!」

 

と回答していたのですが、

 

「ニコンの30m防水のカメラじゃだめですかねえ?」

 

という切り返しを受けることが、

最近多くなってきました。

 

 

いつまでも

 

「使った事が無いので…」

 

と言ってるのもなんだかなぁと思って、

この度購入してみたわけです。

 

で、いい感じの使用感だったら、

フォトツアー参加者の方にも

貸し出しをしようかなあと。

 

(参照:プライベートフォトツアー参加者募集ページ)

 

 

 

とりあえずカメラ本体のみ購入したので、

 

自宅にあったアームやストロボと

組み合わせてみました。

 

 

(ガムテープ部分は応急処置ということで…笑)

 

 

ちなみに、Nikonからも

ストロボとアームが発売されています。

 

(参照:AW130関連製品ページ)

 

 

・ストロボが固定されていて前後にしか首を振れない

・ストロボ周りを一式そろえると10万円以上かかる

 

ことから、僕にはとっては

全く魅力的な製品ではありません。

 

ガイドナンバー28という大光量が

どう考えても活かされないシステムです。

 

 

INONのS-2000かD-2000

INON製のベースとアームに取り付けて、

光ケーブルで接続するのが良いと思います。

 

 

というわけで、

AW130にS-2000/LE550-S(ライト)を装着して、

ゴリラチョップとイシキリでテストをしてきました。

 

(ライトはほぼ使っていませんが…)

 

 

早速、作例を見ながらこのカメラの

良いところ、悪いところを見ていきましょう。

 

(水中モード f8.8 1/30秒 ISO200  35mm版換算56mm)

 

TG-4なんかと同じで、このカメラも

広角側は被写体から1cmの近さまで寄れます。

 

望遠側は1cmまでは寄れませんが、

僕自身は満足できる距離までは寄れます。

 

なのでこの写真のように、

小さくて動かないor止まる瞬間がある

被写体は問題なく撮れます。

 

 

どこまでクオリティを求めるかにもよりますが、

十分、作品が撮れるカメラだと感じました。

 

 

ちなみに、このカメラの焦点距離は

35mm判換算で24mm-120mmですが、

 

85mm-120mmだとマクロモードが

有効にならず被写体まで全然寄れません。

 

なので現実的には、

マクロは24mm-85mmのズーム域で

撮影する事になりそうです。

 

 

普段105mmでマクロを撮っている

僕にとってはこの焦点距離に慣れなくて、

 

初日の撮影では、

生き物との距離の取り方で少し苦労しました。

 

いつもの感覚でカメラを構えると

被写体が小さく写ってしまうので、

 

普段以上に被写体との距離を

詰める必要があります。

 

 

正直、これでけっこう

魚に逃げられてしまいました…

 

一眼レフと違って、

手を動かすだけで距離が詰められるので、

 

ついつい寄るスピードが

速くなってしまうんですね。

 

 

ハゼ等の魚に寄る時はゆっくり時間をかけて…

 

基本ですよね。反省です。笑

 

 

(水中モード f4.6 1/50秒 ISO125  35mm版換算79mm)

 

 

 

初日は全て

「水中モード」で撮影しました。

 

発色は中々良いと思います。

 

自分で何も設定する必要がないので、

初心者の方でも簡単に使えるはずです。

 

 

ただ逆を言えば、

設定を何も変えられません。笑

 

 

まず、

フォーカスポイントが中央に固定されているため、

構図を思い通りに決めるという事ができません。

 

なので、とりあえず中央に主役を配置して、

後からトリミングで構図を作るという感じでしょか。

 

「水中モード」ではなく「オートモード」

ならフォーカスポイントを動かせるようなので、

 

次回水中で試してみようと思います。

 

→【3/23追記】試してみました。

問題なくフォーカスポイントが動かせたので、

オートモードの方が構図作りの幅が広がりそうです。

 

 

そして、水中モードでは

 

絞り・シャッタースピード(SS)・ISO感度

 

も変えられません。

 

それはそれでしょうがないです。

 

製品コンセプト的にも、

それでいいんだと思います。

 

 

ただどうしても、

動きの速い被写体がぶれてしまいます。

 

今回のマクロ撮影では、

SSが1/30~1/100秒の間に設定されました。

 

 

1/100秒なら良いですが、

1/30秒だと動きの速い被写体はぶれます。

 

下のカットが今回撮ったハマクマノミの

写真の中では一番の出来なのですが、

 

それでもやはり、少しぶれています。

 

 

(水中モード f4.6 1/30秒 ISO200 35mm版換算79mm)

 

ただ、これも「オートモード」

なら解決できるかもしれません。

 

オートモードだと、

絞り・SSは水中モード同様にカメラ任せですが、

ISO感度は自分で設定することができます。

 

 

なので、ISO感度を上げてあげれば、

反比例してSSが早くなる可能性があります。

 

(絞りだけ変化する可能性もありますが…)

 

これも、次回に持ち越しですね。

 

 

ちなみに、

オートフォーカスのスピードは

コンデジにしては早いと思います。

 

迷う事もなくて、快適です。

 

なんだか、D750+105mmの方が

迷っている気がします。笑

 

 

 

コンデジを一眼レフと比べても

あまり意味はないんですが、

 

今回あらためて、

 

やっぱりは背景ボケないなー

 

と感じました。

 

 

もちろん当たり前の話なのですが、

僕にとってはある意味新鮮でしたし、

 

背景の作り方を考える

良い機会になりました。

 

 

一眼レフを使っていると、

比較的簡単に背景をボカすことができるので、

 

背景がそんなに綺麗じゃなくても、

ボカしてごまかすことができます。

 

 

一方コンデジは背景がボケにくいので、

背景をより丁寧に選ぶ必要がありますし、

 

ここが

 

「記録写真になるか作品になるか」

 

の大きな分かれ道です。

 

 

・コンデジでも背景をボカすことにこだわって、

被写体と背景の距離をとれるアングルから狙う

(オキナワベニハゼの写真参照)

 

・背景・画面の中から余計なものを徹底的に排除する

(ウミウシカクレエビの写真参照)

 

など、工夫の仕方は色々あると思います。

 

 

 

今日は初回使用レビューということで、

 

マクロ撮影におけるメリット・デメリット

 

を紹介させていただきました。

 

 

このカメラをもう少し使い込んで、

 

・ワイド撮影での実用性

・オートモードの使用感

・外付けストロボとの相性

 

についてもレポートできたらなと思っています。

 

 

それでは、今日もここまで

読んで下さりありがとうございました!

 

少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。

 

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管理人 ; 上出 俊作 (水中写真家)

沖縄本島を拠点に活動している水中写真家です。

これまで、写真集の出版や写真展の開催などを通して、海の魅力を伝えるべく水中写真家として活動してきました。

撮影スタイルという程でもないですが「日常を切り取る」という事が僕にとっての大事なテーマです。

珍しい生き物を追いかけ回したりせず、水中の生き物たちとかくれんぼやにらめっこをして遊びながら、のんびりと撮影しています。

「水中写真を通して共に成長し合える仲間と出会い、一緒に豊かな人生を歩んで行きたい。」

そんな思いから生まれたのが、このブログです。

自分と真剣に向き合う事の大切さを教えてくれた水中写真に、日々感謝しています。
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