一眼レフでプロ顔負けの水中写真を撮る! ~主役はマクロレンズと超広角レンズ~

この記事は4分で読めます


 

こんにちは、上出です。

 

今日は、

「カメラ選びより大事なレンズ選び」

というテーマで、

 

ミラーレス一眼あるいは一眼レフ

(記事の中ではまとめて一眼カメラと呼びます)

などのレンズ交換式カメラを使って

 

一眼っぽい美しい、あるいは迫力のある

写真を撮るためにはどうしたら良いのか?

 

について紹介します。

 

 

僕はしばしば友人から

 

「ミラーレス一眼(あるいは一眼レフ)を買ったんだけど、

なかなか一眼っぽい写真が撮れないんだよね…」

 

という相談を受けます。

 

そしてこの後のやりとりは、いつも同じです。

 

 

僕「レンズは何を使ってるの?」

 

友人「買ったときについてきたやつ。」

 

 

 

残念ながら、

 

いくら良いカメラを買っても、

最初についてきたレンズだけでは一眼っぽい写真は撮れません。

 

逆を言えば、

 

それぞれの状況に最適のレンズを使えば、

例えカメラが入門機だったり多少古かったりしても、

一眼らしい写真を撮ることができます。

 

 

なぜでしょうか?

 

レンズとカメラの関係は、

楽器に例えるとわかりやすいかもしれません。

 

 

例えばギタリストがライブで演奏する時には、

ギターとアンプ・スピーカーをつないで音を出します。

 

音が出る仕組みとしては、

 

ギタリストがギターの弦を弾くことにより、電気信号が生まれる

→アンプによって電気信号が処理されスピーカーから音が発せられる

 

という流れですね。

 

ライブのDVDなんかを見ているとわかるのですが、

プロのギタリストはライブの途中でギターをよく交換します。

 

ライブ前半の激しめの曲は力強い音のレスポール、

中盤の軽快な曲は切れ味のいい音のストラト、

最後のバラード調の曲は温かみのある音のセミアコ、

 

のような感じです。

 

つまり、

ギターにはそれぞれ個性があるので、

ギタリストはそれぞれの曲に合ったギターを選んでいる。

 

言い換えれば、

その曲をどのように表現したいかによってギターを使い分けている

と言えます。

 

 

 

これを写真に当てはめると、

 

ギタリスト=カメラマン

ギター=レンズ

アンプ・スピーカー=カメラ

曲=被写体

 

です。

 

そう、カメラはあくまでレンズから入ってきた情報を処理して

写真という形にするための機械なんですね。

 

なので、プロ顔負けの一眼らしい写真を撮ろうと思ったら、

ギタリストが曲に合わせてギターを選ぶように、

被写体に合わせて自分なりにレンズを選ばなければなりません。

 

 

ここで話を先程の友人との会話に戻すと、

 

「買ったときについてきたレンズ」

 

というのは、

キットレンズと呼ばれているものです。

 

キットレンズというのは、

これから一眼カメラを始める人向けに

カメラ本体とセットになって売られているもので、

 

初心者でも使いこなせる安価なレンズ

 

です。

 

 

d5600kit

 

 

 

ですので、

このキットレンズを高級一眼カメラと組み合わせて

色々な被写体を一眼っぽく撮ろうとするのは、

 

1万円くらいの初心者用格安エレキギターを

コンサート会場の高性能アンプ・スピーカーと接続して、

ハードロックからスローバラードまで引き倒すみたいなものです。

 

これではどの曲の演奏も中途半端ですし、

やっていることが何だかちぐはぐですよね?

 

もはやギタリストの個性がどうこうという話ではなく、

聞く人によっては怒り出すかもしれません。笑

 

 

ちなみに僕は、キットレンズを使う事に

とにかく反対というわけではないです。

 

一眼カメラを始めるとっかかりに安価なレンズは必要ですし、

カメラに慣れるという意味でも大事な存在だと思っています。

 

ただ、キットレンズを使うと良くも悪くも

僕らが普段見ている日常の世界がそのまま写真になります

 

なぜなら、

画角(画面に写り込む範囲)が人間の視野に近いからです。

 

なので、一眼カメラ初心者でも、街並みや風景、

人などのスナップ写真を感覚的に撮ることができますが、

 

その分一眼特有の非日常感を出すことはできません。

 

Nikon D5100 + 18-55mm f/3.5-5.6G VR (キットレンズ)  21mmで撮影

dsc_0562-11

(日常的な光景ではないと思いますが、

画角は人間の視野に近いですよね?笑)

 

 

おそらく多くの人が想像する

一眼っぽい写真」というのは、

 

・背景がとろけるようにボケた花や魚の写真

・生き物の毛の一本まで描写したカリカリの写真

・空と雲が果てしなく広がる幻想的な風景写真

 

など、

 

普段の生活の中では見ることのできない世界

を切り取った写真ではないでしょうか?

 

Nikon D7000 + AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G

dsc_7781-11

 

Nikon D750 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

dsc_3590-11

 

 

これらの写真は、

マクロレンズや超広角レンズ等の特殊なレンズで撮影されています。

 

それぞれの被写体や撮影意図に合わせて

どのレンズを選択するのかがのひとつの腕の見せ所です。

 

 

特に水中で一眼カメラを使いたいという人は、

単なる水中スナップが撮りたいわけではないと思います。

 

小さなウミウシを可愛く撮りたい…

大きなマンタを大迫力で撮りたい…

 

色んな思いがあるのではないでしょうか?

 

 

具体的にどんなレンズが必要なのかは別の記事で解説しますが、

少なくともこれらを全てキットレンズでまかなうことはできません。

 

目指すところは人それぞれですが、

せっかく一眼カメラに挑戦するなら、

 

この被写体の魅力を表現できるレンズは何なのか?

 

という発想を常に持ち続けることが大切なのかなと思います。

 

 

 

今日は、

 

・写真の出来に直接の影響を与えるのは

 カメラではなくレンズである。

 

・レンズ選びが適切なら、カメラが入門機だったり

 多少古かったりしてもプロ顔負けの写真が撮れる。

 

・キットレンズは画角が普通の標準ズームなので、

 一眼っぽい非日常の表現には向いていない。

 

というお話をさせて頂きました。

 

 

少しでも皆さんの参考になれば嬉しく思います。

今日もここまで読んでくださりありがとうございました!

 

 

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管理人 ; 上出 俊作 (水中写真家)

沖縄本島を拠点に活動している水中写真家です。

これまで、写真集の出版や写真展の開催などを通して、海の魅力を伝えるべく水中写真家として活動してきました。

撮影スタイルという程でもないですが「日常を切り取る」という事が僕にとっての大事なテーマです。

珍しい生き物を追いかけ回したりせず、水中の生き物たちとかくれんぼやにらめっこをして遊びながら、のんびりと撮影しています。

「水中写真を通して共に成長し合える仲間と出会い、一緒に豊かな人生を歩んで行きたい。」

そんな思いから生まれたのが、このブログです。

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