ニコンのフルサイズで水中ワイドを撮る ~AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED~

この記事は4分で読めます


 

こんにちは、上出です。

 

今日は、Nikonのフルサイズ機で

水中ワイド写真を撮る際に活躍する

 

AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

(記事の中ではNIKKOR14-24mmと呼びます。)

 

というレンズについて紹介します。

 

具体的な解説を始める前に、

 

Nikonフルサイズ機で水中ワイドを撮るには

他にどんなレンズの選択肢があるのか?

 

について簡単に触れておきますね。

 

 

先に結論からお伝えすると、

 

ニコンのフルサイズ機を水中で使用し

最高画質の水中ワイド写真を撮りたいと思ったら、

NIKKOR14-24mm以外に選択肢がありません。

 

僕も現在、

水中ワイド写真を撮る時の第一選択はこのレンズです。

 

 

AI AF Fisheye-Nikkor 16mm f/2.8Dという、

ニコン純正のフィッシュアイレンズも使うことはできるのですが、

 

フィルム時代のレンズでかなり設計が古いため、

最新のデジタル一眼レフの性能を引き出すことができません。

 

なので正直、このレンズを使うくらいなら、

 

TOKINA AT-X 107 DX Fish Eye 10-17mm F3.5-4.5

をフルサイズに装着して使う方が現実的

 

というのが個人的な印象です。

 

AT-X107なら被写体にも寄れるので

ワイドマクロ的な撮影もできますしね。

参照:水中ワイド撮影に欠かせないレンズ~TOKINA AT-X 107 DX Fish Eye 10-17mm~

 

 

それから、SIGMAの

15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE

というレンズを使っている方もたまに見かけます。

 

もう10年以上前に発売されたレンズで、

市場価格も5万円を切っていることを考えると、

一般的に言えば最高の画質は望めないはずです。

(スペックを見ると、四隅の描写が甘そうです。)

 

でも、もしかしたら

 

AT-X107よりもこっちの方が安いし画質もいいぜ

 

という方もいるかもしれません。

 

実際にこのレンズを水中で使っている方がいたら、

ぜひ感想を聞かせて欲しいなーと思います。

 

 

 

では、NIKKOR14-24mm の話に戻ります。

 

 

このレンズ、画質もオートフォーカスも文句なしです。

 

この点は、どなたも異論はないと思います。

 

というか、

こんなに値段が高くて、しかもデカくて重くて、

画質がイマイチだったら誰も使いません。笑

 

 

NIKKOR14-24mmは定価だと30万円、

市販価格でも20万円を超えています。

 

もしあなたがすでに結婚しているなら、

これは簡単にパートナーを説得できる金額ではないはずです…

 

この値段じゃ、僕も人に勧めづらいです。笑

 

 

そして、例えば小型のAT-X107は350gですが、

NIKKOR14-24mmのレンズ重量は約1kgあります。

 

正直男性の僕でも、陸上で風景を撮っている時なんかは

 

本当にデカくて重いレンズだな…

 

と感じるほどです。

 

逆を言えば、価格と重さ以外にデメリットはありませんし、

このレンズで沖縄の風景を撮るのは物凄く楽しいですけどね!

 

dsc_1027-13

(D750 + NIKKOR14-24mm)

 

このように、

超広角レンズを陸上で使用した場合には歪みがほぼ出ません。

 

 

一方、フィッシュアイレンズを

陸上で使用すると丸っこく歪んだ写真が撮れます。

dsc_3618-11

(D7000 + AT-X107)

 

 

でもこれ、実は陸上だけの話です。

 

水中では、

フィッシュアイレンズの歪みをそれほど感じません

 

むしろ、例えばイルカを撮影した場合なんかは、

超広角レンズで撮影した方が歪んで見えることがあります。

 

 

dsc_5034-3

(D750 + NIKKOR14-24mm)

 

 

dsc_5568-11

(D7000 + AT-X107)

 

 

なんだか、NIKKOR14-24mmで撮ったイルカは、

身体がびよーんと伸びたように見えませんか?笑

 

これは嫌な人は嫌でしょうし、

正直ちょっと撮るのが難しいです。

 

好みの部分が大きいですが、

個人的にはフィッシュアイレンズの方が

万人受けする写真が撮れると思っていますし、

多少構図が乱れてもそれっぽく仕上がります。

 

 

 

それでも僕がこのレンズを使う理由は、

 

Nikonが最新のフィッシュアイレンズを

発売してくれないからです。笑

 

冒頭でもお伝えしましたが、NIKKOR14-24mm以外に

最新のフルサイズ一眼レフの性能を引き出せるレンズがありません。

 

実際、

 

「いくらでも構わないから最新のフィッシュアイを出してくれー!」

 

という声は、

Nikonユーザーのカメラマンから良く聞こえてきます。

 

 

とは言っても、

僕はNIKKOR14-24mm の描写が気に入っているので、

 

例え最新のフルサイズ用フィッシュアイが発売になっても

このレンズは色々な場面で使い続けるはずです。

 

NIKKOR14-24mmにしか撮れない写真がありますし、

陸上の風景撮影でもこのレンズは絶対に欠かせません。

 

ちなみに、24㎜側までズームすれば

スナップっぽい写真も撮れますよ。

 

 

dsc_7342-1

 

 

 

今日は、

 

 

・最新のNikonフルサイズ一眼レフの性能(画質)

を引き出せる水中ワイド用レンズはNIKKOR14-24mmしかない

 

・水中ではフィッシュアイレンズよりも

NIKKOR14-24mmの方が歪んで見えることがある

 

というお話をさせて頂きました。

 

少しでも皆さんの参考になれば嬉しく思います。

今日もここまで読んでくださりありがとうございました!

 

 

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管理人 ; 上出 俊作 (水中写真家)

沖縄本島を拠点に活動している水中写真家です。

これまで、写真集の出版や写真展の開催などを通して、海の魅力を伝えるべく水中写真家として活動してきました。

撮影スタイルという程でもないですが「日常を切り取る」という事が僕にとっての大事なテーマです。

珍しい生き物を追いかけ回したりせず、水中の生き物たちとかくれんぼやにらめっこをして遊びながら、のんびりと撮影しています。

「水中写真を通して共に成長し合える仲間と出会い、一緒に豊かな人生を歩んで行きたい。」

そんな思いから生まれたのが、このブログです。

自分と真剣に向き合う事の大切さを教えてくれた水中写真に、日々感謝しています。
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